NOSAI用語
NOSAIに関する用語です。
あ行
- 一筆方式
- 1耕地ごとの収量の減収を補償する方式
か行
- 火災共済
- 建物や家具類等に火災等が原因による損害が発生した場合に補償する共済
- 基準収穫金額
- 引受の対象物ごと、農家ごとに客観的な平年収量に1kg当たりの価額を乗じて算出する金額
- 基準収穫量
- その年の天候や肥培管理等が通常のものとして、客観的に期待される平年的な収量
- 共済金額
- その物のその時のその場所における客観的な価格に相当する額のことであり、支払対象の事故(共済事故)で加入者が被る損害の最高額
- 共済掛金
- 契約した補償金額(共済金額)に対して、加入者に納入していただく掛金
- 共済掛金率
- 掛金を算定する基礎となる率。この率は、過去一定年間の金額被害率に基づき、定められている
- 共済関係
- 農家と組合との間で結ばれる共済に関する権利義務の関係。農家は損害の補償金(共済金)の支払いを受ける権利を持つ一方、掛金の払い込みや損害防止、損害通知を行う等の義務を負うことになる
- 共済金
- 支払対象の事故(共済事故)により生じた損害を補てんするために、加入者に支払う補償金
- 共済金額
- 支払対象の事故(共済事故)により損害が生じた場合、組合で加入者に支払う補償金(共済金)の最高限度額
- 共済事故
- 補償金(共済金)の支払対象となる事故
- 共済責任期間
- 加入できるもの(共済目的)に支払対象の事故(共済事故)が発生し、一定の損害があったとき、加入者に対して補償金(共済金)を支払う責任を持つこととなる期間
- 共済目的
- 共済に加入できるもの(例:水稲や麦など)
- 国庫負担
- 国の財政から支出することで、加入者が収める掛金のうち、2分の1相当額を国が負担すること
さ行
- 時価
- その物のその時、その場所における客観的な価値のこと
- 樹園地単位方式
- 果樹の引受方式で1園地ごとに引受し、1園地ごとの減収により補償金(共済金)を支払う方式
- 新価
- 加入している建物・農機具と同一の構造、質、用途、規模、能力を有する建物を再建築または再取得するために要する費用に相当する金額
- 新調達価額
- 契約している農機具と同じ機種で同銘柄で同性能を有する農機具の新品の市場価格
- 全相殺方式
- 農家ごとに、耕地ごとの実収穫量の合計に基づいて、減収量を決定する方式
- 全筆調査(悉皆調査)
- 支払対象の事故(共済事故)により、被害申告された耕地・園地すべてについて調査すること
- 総合共済
- 火災等による事故のほかに自然災害による事故を補償する制度
- 損害額
- 支払対象の事故(共済事故)によって、財産上失われた利益や価値に相当する額
- 損害評価
- 加入できるもの(共済目的)に支払対象の事故(共済事故)が発生し、損害を受けた場合、損害の量や額を把握・査定し、それぞれに基づいて補償金(共済金)の支払額を算出すること
- 損害割合
- 加入できるもの(共済目的)の全体に占める損害を受けた部分の割合
た行
- 当然加入制
- 一定の基準を満たす農家は、法の定めにより必然的に組合に加入し、共済関係が成立すること
- 特約
- 支払対象の事故(共済事故)が発生した場合、補償の内容を拡大するために、基本契約に付加して契約できるよう設定されているもの
な行
- 抜取調査
- 全被害耕地の中から、ある定められた少数の耕地を選んで調査し、全体を推計する方法
- 農単方式
- 支農家単位に共済金の引受および損害評価を行う方式
は行
- 半相殺方式
- 農家ごとに増収を平年並みとして、減収分を合計し、それを相殺する方式
- 無事戻金
- 3年間補償金(共済金)等の支払いを受けなかったとき、返還する割戻金
- 附帯施設
- 施設園芸用施設(特定園芸施設)と共に施設内農作物の栽培に用いられる施設。(温湿度調整施設、排水施設、かん水施設、換気施設、照明施設など)
- 付保割合
- 補償割合のことで、加入できるもの(共済目的)の価額に対する加入申し込みした補償金額(共済金額)の割合
- 分割評価
- 肥培管理、病害虫防除が不適切などの原因による減収量を分けて評価すること
- 包括加入
- 家畜共済では、農家ごと、家畜の種類ごとに飼育している家畜すべてを加入すること